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TRM S号の昨日までの作業は・・・・
ダイエット作戦でありました。
お金をかけず!が基本テーマで着手しておりますので、自分たちで出来る作業は自分たちで・・・が基本です。

いかがでしょう・・・
レース好き、レーシングカー好き、軽量化経験者(車)の方は、お気付きですね。
徹底的に、アンダーコートと吸音材を削ぎ落としました!

このTRM S号は左ハンドルです。
このミニのオリジナル重視(左ハンドル)って事で、そのまま仕上げます。
確か、この時代のオールドイングリッシュホワイトのボディーカラーは日本のディーラー車では、たぶん存在していなかったハズだし・・・貴重な素材であります。
アンダーコートを剥がすと

さすがに運転席側のフロアーパネルは、床が腐って抜けてしまいそうです。
しかし、驚くなかれ!

助手席側のフロアーパネルは、痛みがありません。
それに

運転席側以外のフロアーパネルはご覧の通り、ピッカピカのツルツルであります。
このダークグレーの色の部分は、アンダーコートを剥がした後の板金素地の状態です。
これがフルオリジナルの証でもあります。
そして

背もたれ部分のパネルは一生懸命ボスが磨き込み、リアシートのフロアパネルのアンダーコートも削ぎ落とします。

これも、良好なパネルでありました。
文句なしのフルオリジナルパネルであります。
これは、この作業を行わないと分からない部分でもあります。
これでボディーの剛性は約束されたも同然です。
ボスもここまで気合が入ったのはTTR-1号車の製作以来だった様子であります・・・
※通常、このアンダーコート剥がしのご用命を頂いた場合は、板金、ボディー職人さんにお願いしておりますので、我々のメカニックが作業する事は、基本的にはありませんのです。
このアンダーコート剥がし。
逆に言えば、専門的な職人さんでなくても作業が可能ってことですね。
みなさんも頑張れば、休日を利用され実現可能と思いますよ。
この驚くダイエット効果の具体的な重量は、また今度ご紹介させて頂きます。
これからボディーワークをお考えの、街乗り仕様のミニでも、絶対にお勧めですぞ。
今、ボスの目が、いつも以上に輝いて見えます。
このTRM S号ミニ。
もうそろそろ、ボスの頭の中にも販売価格の設定が浮かぶのだろうな・・・